塗装工場におけるエネルギー総消費量の60%は、スプレーブース内の工程や作業場で消費され、その大半が空調に使用されています。EcoDryScrubberの着眼点はここにあります。
EcoDryScrubberは、最大95%ものエア再循環率を実現、省エネに大きく貢献しています。具体的には、車体生産規模16万台の工場で、1,600万kWhのエネルギー消費量削減が可能です。その結果は、CO2排出量5,200トンの削減、または3,000世帯分の年間電力供給量に相当します。
EcoDryScrubberは、オーバースプレー補集材として、ライムストーン(=天然の石灰岩)を使用し、塗料の種類を問いません。
塗料捕集用循環水や凝集剤は不要の上、塗料スラッジの廃棄処分の必要もありません。